2018年7月24日火曜日

Gear 360 (2016)に有線リモートシャッター用プラグを設置

Gear 360 (2016)は大変高性能な360カメラですが,型落ちなのとGalaxy専用にしてしまったためか,とても安く売られています.

そこで,もう一台入手し,ステレオカメラとしての運用を試みることにしました.この2台目は60USDくらいで入手できました.ついでにバッテリーも中華互換品をeBayで買っておきました.

シャッターの連動をどうしようかと考えていました.サードパーティのBluethoothリモートシャッタ―もあるのですが,ちょっと入手性に問題があり,有線でシャッターを取り出すことにしました.

白い筐体を取るとNFCアンテナのあたりにバッテリーとSDカードアクセス用の蓋のベロを収める隙間があり,ここにICソケットを入れてみることにしました.

上にあるシャッターボタンは表面実装の小さいボタンなので,リードを取り出すのに少し苦労しました.ウレタン被覆リードをシャッターボタンから引き出し,削ってサイズダウンした丸ピンソケットにはんだ付けしてフレームの隙間にアロンで固定しました.

筐体には現物合わせで穴をあけました.NFCアンテナは撤去してしまいました.

 

ちなみにこのGear 360は非Galaxy 用に有志で作成されたフリーアプリで問題なく運用できています.

2018年7月23日月曜日

Hubsan H216Aを購入しました.そしてフライト初日に死亡,基板交換で復活しました!

先日,7月の初めごろにアリエクでHubsan H216Aトイドローンを購入しました.深センから送ってきましたが,1週間ほどで到着しました.送込み1万250円くらいでした.一週間後には送料込み1万円切ってましたが.

到着したときは台風が来ていて,飛ばせませんでしたがその数日後,満を持してフライト初日を迎えたその日,3回目くらいのフライトでバッテリーを逆繋ぎしてしまったのです.

いちおう,バッテリのコネクタは逆繋ぎ防止のための形状になっていますが,斜めに差し込むとつながってしまいました.

プロペラがプルンと半回転ほどした後,ドローンは沈黙.死亡したようです.

ドローンのUSBをPCにつなげると何らかの応答があるので,おそらく電源部が壊れただけだと思いますが,積層基板で表面実装なので基板の修理は無理そうです.

そしてH216Aはバッテリコネクタの出ているフライトコントロール基板以外に,カメラWiFi部,GPSアンテナ部,高度計部の少なくとも3枚の基板から構成されています.

おそらくバッテリーの7.4Vがそのまま行っているとは思えませんが,これらも壊れていないか心配です.


調べてみると,バッテリーがつながるフライトコントロール基盤は2400円程度(現在はbanggood.comで送料込み2000円以下になっています)とわりと買えない値段ではありません.とりあえず交換してみることにしました.


早速発注.今度は香港から2週間ほどで到着しました.その間には7月豪雨があり,日本は大変なことになっていました.

フライトコントロール基板を交換しました.結果は,完全に復活です.壊れたのはこの基板だけだったようです.

死んだフライトコントロール基板は,水晶発振子が振動アイソレートしてありましたが,到着した新しい基盤はこれがなく,だいぶ簡略化してあります.ストアによると最新版とのことです.

交換は,細いリード8本の細かいはんだ付けなので,わりと難易度は高いと思います.初めてだとちょっと難しいかもしれません.

また,機体も24本+基板4本と細いタッピングネジが多く使われています.プラにタッピングなので,ネジ穴をバカにしてしまわないように気を使います.

バッテリー逆繋ぎにはくれぐれも気を付けたいと思います.でも2000円で修理できてよかったです.
上がフライトコントロール旧基板,下が新基板.


バッテリーのリードは,糸とアロンで固定した.